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相続した不動産を売るべき?迷ったときに考えるべき5つのポイント

  • 相続・税金・法律コラム

2025/12/29(月)

相続した不動産を売るべき?迷ったときに考えるべき5つのポイント

親や親族が亡くなり、不動産を相続したものの「売るべきか、このまま持っておくべきか」悩んでいる方はとても多いです。
相続は突然やってくることも多く、
「不動産のことがよく分からない」
「何から考えればいいのか分からない」
という状態になるのは、決して珍しいことではありません。
このコラムでは、相続した不動産を売るかどうか迷ったときに、まず考えてほしい5つのポイントをお伝えします。


ポイント①「住む予定」は本当にありますか?

最初に考えたいのは、
その不動産に、今後住む予定があるかどうかです。
・ 自分や家族が住む予定がある
・ 近い将来、住むことが決まっている
このような場合は、無理に売る必要はありません。
一方で、
・ 「いつか使うかもしれない」
・ 「とりあえず残しておいた方が安心な気がする」
という理由だけの場合は、一度立ち止まって考えてみる必要があります。
具体的な利用予定が決まっていない不動産は、持っているだけで負担になることがあるからです。


ポイント② 何もしなくてもお金がかかることを知っていますか?

不動産は「持っているだけで価値がある」と思われがちですが、実際には、所有しているだけで発生する費用があります。
代表的なものは、
・ 固定資産税
・ 建物や敷地の管理費
・ 修繕費
・ 空き家の場合の防犯、劣化リスク

特に、誰も住んでいない空き家は、時間が経つほど状態が悪くなり、将来売りにくくなることもあります。
「使っていないのに、毎年お金が出ていく状態」になっていないかを確認してみてください。


ポイント③ いくらで売れるか、知らないまま悩んでいませんか?

「売るかどうか分からないから、査定はまだ…」そう思っている方も多いですが、実は逆です。
・ いくらで売れるのか
・ 想像より高いのか、低いのか
これを知らないままでは、判断ができません。
不動産の査定は、無料でできることがほとんどですし、査定を取ったからといって、必ず売らなければいけないわけではありません。
金額を知るだけで、気持ちの整理が一気に進むことも少なくありません。


ポイント④ 思い出や気持ちだけで決めようとしていませんか?

相続した不動産には、
・ 親との思い出
・ 家族の歴史
・ 手放すことへの迷い
といった、強い感情が結びついています。これはとても自然なことです。
ただし、気持ちだけで判断すると、後から「こうすればよかった」と感じることもあります。

おすすめなのは、
・ 気持ちは大切にする
・ でも、現実的な条件も一度整理する
という考え方です。

「売る=思い出を捨てる」ではありません。
次の人に引き継ぐことも、一つの選択です。


ポイント⑤「とりあえずそのまま」が一番リスクになることも

決めきれずに、「とりあえず何もせず、そのままにしている」という状態が続いていませんか?
実はこの選択が、
・ 建物の老朽化
・ 管理の負担増
・ 将来の売却価格の低下
につながることもあります。
売る・売らないの結論を出さなくても、情報を集めることは今すぐできます。


まとめ|迷ったら「整理」から始めてみましょう

相続した不動産を売るべきかどうかに、正解はありません。ただし、迷ったときは次の5つを整理してみてください。
1. 住む予定が本当にあるか
2. 持ち続けるコストを把握しているか
3. いくらで売れるかを知っているか
4. 気持ちと現実を分けて考えているか
5. 先延ばしにしていないか

これらを一つずつ確認することで、
「なんとなくの不安」から「納得できる判断」へと変わっていきます。

相続した不動産でお悩みの方は、
まずは情報を整理するところから始めてみてください。

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