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不動産買取コラム

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2026/01/14(水)
家族葬のラビューが静岡県の空き家問題に取り組む理由|葬儀の現場に立たない私が考えてきたこと
静岡県では、近年空き家問題が深刻化しています。
高齢化や人口減少、相続をきっかけに、
誰も住まなくなった住宅がそのまま残ってしまうケースは珍しくありません。
私たち家族葬のラビューも、
この静岡県の空き家問題に向き合う取り組みを行っています。
ただ、最初から明確な答えや使命感があったわけではありません。
ちなみに私は、
葬儀部門で働いた経験はありません。
だからこそ、少し距離のある立場から、
この問題を見つめ、考え続けてきました。
かつての私の考え|葬儀と空き家は別の話だと思っていた
以前の私は、正直に言ってこう考えていました。
「空き家や不動産の問題は、
葬儀社が踏み込む領域ではないのではないか」
葬儀は葬儀。
不動産は不動産。
役割を分けることが、
ご家族にとっても分かりやすく、誠実なのではないか。
そのため、空き家や相続の話題が出ても、
私自身は一歩引いたスタンスで捉えていました。
それでも消えなかった違和感
しかし、家族葬のラビューとしてご家族と向き合う中で、
一つの違和感が残り続けました。
ご葬儀が終わったあと、
多くのご家族が抱えているのは、次のような不安です。
- 相続した実家をどうすればいいのか
- 空き家になった家をこのまま放置していいのか
- 誰に相談すればいいのか分からない
これは単なる不動産の問題ではなく、
人生の節目に生じる現実的な困りごとだと感じるようになりました。
空き家問題は「建物」ではなく「気持ち」の問題
空き家問題というと、
老朽化・防犯・景観といった話が注目されがちです。
もちろんそれらも重要ですが、
根本には別の問題があります。
- 思い出が詰まりすぎて決断できない
- 家族間で話し合いが進まない
- 何が正解か分からないまま時間だけが過ぎる
空き家は、
建物であると同時に、感情の置き場所でもあります。
だからこそ、簡単に割り切れるものではありません。
家族葬のラビューが空き家問題に向き合う意義
家族葬のラビューは、
葬儀そのものだけを提供する存在で終わりたくありません。
人生の大きな節目に関わるからこそ、
その先に続く現実から目をそらさない。
空き家の相談に応じることは、
売却を勧めることでも、結論を急がせることでもありません。
・どんな選択肢があるのか
・今すぐ決めなくてもいいのか
・誰に相談すればいいのか
それを整理する場をつくること自体が、
ご家族の負担を軽くすると考えています。
静岡県の空き家問題と、これからのラビュー
静岡県では、今後も空き家は増えていくと予想されています。
それは統計や数字の話ではなく、
一つひとつが、誰かの人生の延長線にある出来事です。
「まだ先の話だから」
「誰に聞けばいいか分からない」
そう感じたときに、
最初に思い出してもらえる存在でありたい。
それが、家族葬のラビューが
静岡県の空き家問題に取り組む理由です。